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PoE 3.29「Curse of the Allflame」開幕初日レポ|キュー172,390人と、ランタンを置き終えた瞬間に縮む深海

🎯 対象:Path of Exile 1 リーグ「Curse of the Allflame」(バージョン3.29) PoEはリーグごとに仕様が大きく変わります。本記事はこのリーグの情報です。

Path of Exile 1 の新リーグ「Curse of the Allflame」(3.29)が、日本時間7月25日の早朝に開幕しました。 リーグの中身そのものは全内容まとめの記事に書いたので、こちらは開幕当日に実際に何が起きたかだけを扱います。 稼働の約10分前にキューへ並んだ時点で「あなたの前に172,390人」、そこから実際に入れるまで約30分。ログイン後は深海でランタンを置き終えた瞬間にエリアが縮んで死にかけた——そのあたりを、公式が出した一次情報と自分の実体験に分けて整理しました。

PoE 3.29開幕直前のログイン画面。リーグ情報ウィンドウに「Curse of the Allflame」の公式トレーラーが表示され、画面下部に「サーバーはまだオンラインではありません」「ログインキューで172390人があなたの前に並んでいます」と出ている
▲ 開幕直前のログイン画面。ここから実際に入れるまで、約30分かかりました(画像:筆者のスクリーンショット/2026年7月25日 4時48分)

メンテ3:00、稼働予定5:00──恒例の週末早朝開幕

今回の予定はメンテナンス開始が日本時間 3:00、サーバー稼働が 5:00公式フォーラムの告知)。 今回は北米の金曜昼(7/24 13:00 PDT)に合わせてあり、日本側では土曜の早朝になりました。休日にぶつかるぶん、まだ優しい回です。

公式X(@pathofexile)が「Curse of the Allflame の配信を始めるためにレルムを落としました。お楽しみに」と投稿したのが3:04。 ここから稼働予定の5:00まで、レルムは落ちたままです。PoEの開幕前って毎回この、遠足の前日みたいな手持ち無沙汰があります。

稼働10分前、すでに「あなたの前に172,390人」

稼働予定の5:00が近づいてきたので、先にログインキューへ並びました。表示はこうです。

ログイン画面のメッセージ拡大。「サーバーはまだオンラインではありません。サーバーがオンラインになった時のためのログインキューに並びました。」「ログインキューで172390人があなたの前に並んでいます。」と表示されている
▲ 「ログインキューで172390人があなたの前に並んでいます」。稼働の約10分前にこの人数です(画像:筆者のスクリーンショット)

メッセージをよく読むと「サーバーはまだオンラインではありません。サーバーがオンラインになった時のためのログインキューに並びました」と書いてあります。 これは稼働前に並んでおくための待機列で、サーバーが上がるまで列の消化は始まりません。 4:48:20 と 4:51:19 の2枚で数字が172,390人から動いていないのも、異常ではなく当たり前のことです。この時点でレルムはまだ落ちています。

見どころは動きのなさではなく、この数字の大きさのほうでした。 稼働予定のおよそ10分前という段階で、すでに17万人以上が自分の前に並んでいる。誰ひとり入れないまま列だけが伸びていて、5:00にゲートが開けば、この列がようやく動き出すことになります。 待っている間もオーバーレイは FPS 240 / GPU 69% / CPU 32% / 遅延 7.7ミリ秒。こちらは何もすることがなく、ただ5:00を待つだけです。

※GGGは待機列の人数について統計を公開していないので、この172,390人がどの範囲を数えた数字なのかは分かりません。画面に出ていた表示をそのまま記録しています。

GGGが「Queue is up!!!」と言った1秒後の話

その2枚目を撮ったのが 4:51:19

公式Xが「Queue is up!!!(キューが立ち上がったぞ!!!)」と投稿したのが、4:51:20

1秒差です。 記録用に2枚目を撮った1秒後に、運営がビックリマーク3つでキューの立ち上がりを宣言していた。 運営がキューについて何かを宣言する、その1秒前を撮っていたことになります。

もっとも、この投稿でキューの何が変わったのか——消化が始まったことを指すのか、別のことなのか——は、外から見ている側には確認できません。 筆者は4:48の時点ですでに並べていたので、少なくとも「並ぶこと自体」はその前からできていました。

※スクリーンショットの時刻は筆者PCの時計、投稿時刻はX側のタイムスタンプです。秒単位で時計が同期している保証はないので、「ほぼ同時だった」くらいに読んでください。

そして5:00:01、「Path of Exile: Curse of the Allflame is now live!」。予定していた5:00ちょうどに間に合わせています。 17万人が並んだ列を前にして定刻でライブ宣言を出しているわけで、待っていた側から見ても、これは普通にすごい。

ようやくログイン、そして再起動で並び直し(実測約30分)

結果として、筆者が実際にゲームへ入れるまでにかかった時間は約30分でした。4:48にキューへ並び、5:12の時点で残りは1万人ほど。入れたのはその直後です。

その30分がまっすぐ進んだわけではありません。待っている最中にログインサーバーが再起動されたようで、キューが並び直しになりました。 ただ、これが結果的に当たりでした。並び直したあとの順番は1万人ほどで、15万人分をまるごと飛ばしたことになります(当日5:12に筆者がXへ書き残していた記録より)。 「並び直し」と聞くと後ろへ下げられるように思えますが、少なくとも今回はそうではありませんでした。 この再起動についてGGGのアナウンスは確認できていないので(公式Xと公式フォーラムを4:51〜5:18ごろでさかのぼっても、該当する告知はありませんでした)、あくまで筆者の環境で起きたこととして読んでください。 分かっているのは、4:14に「ログイン障害を調査中」という投稿が出ていて、筆者が並び直しに遭った5時前後がその投稿からさほど離れていない時間帯だった、という程度です。因果は分かりません。

ただ、これは筆者だけの珍事ではなさそうです。公式フォーラムの実況スレッド「Curse of the Allflame - Live Updates」に集まったプレイヤー投稿にも、キューがリセットされずに余計に待たされた、再認証を求められた、キューが特定の数字で止まった、という趣旨の報告が複数ありました。 こちらはプレイヤーの証言であってGGGの公式見解ではありませんが、同じ目に遭った人が他にもいたことは確認できます。

なお、ログイン後の初日も公式は忙しく動いていました。こちらは公式フォーラムとXで一次情報が取れているので、時系列を分けて置いておきます(筆者が体験した並び直しとは別の話です)。

6:23デッドロック/Warriorのアニメーション解凍失敗/韓国語文字を名前に使えない、の3件を調査中と報告
6:39取引マーケットタブのUIバグにホットフィックス
7:02「The Spirit Flame」の進行不具合を調査中
8:05Error: MDB_PAGE_NOTFOUND を調査中(暫定回避策としてShadersフォルダの削除を案内)
8:56 / 9:01ホットフィックス適用のため、まもなくレルムを再起動すると告知(公式X/公式フォーラム)
10:06再起動のホットフィックスを適用。修正は3件——スタッシュタブ名に無関係な文字列が混ざる不具合/Allflame遭遇の宝箱から出たアイテムが、遭遇終了時のルートスパイラルに回されるのをやめ、即座にドロップするように変更/Spirit Flameクエスト未完了でもVoyageからSulphur Purifierが出てしまう不具合

※時刻はすべて日本時間。出典は公式X @pathofexile と公式フォーラムのLive Updatesスレッド(公式スレッドはUTC表記なので+9時間で換算)。開幕からおよそ5時間で、ここまで潰しに来ています。リーグ初日はどのゲームでもこうなるもので、大事なのは「直しているかどうか」のほうです。なお10:06の2つめの修正は、この記事の後半で書く深海の話に関わってきます

ランタンで深海を広げる新リーグ要素

ここから本題。今リーグの目玉は、Wraeclast各地でChart(海図)を集めて船に乗り、Bathysphere(潜水球)で海の底へ潜る探索です。リーグ全体の流れは全内容まとめのほうに書いたので、ここでは「潜ってから何をするか」に絞ります。

公式パッチノート(3.29.0)の説明はこうです。

"Dive to the ocean floor where lanterns imbued with the spark of the Allflame will shield you from the crushing waves. Explore and claim what you can while you can!"

(オールフレイムの火花を宿したランタンが、押し潰す波からあなたを守ってくれる海底へ潜れ。できるうちに、取れるものを取ってこい!)

出典:Content Update 3.29.0 パッチノート(公式フォーラム)

ここで押さえておきたいのが、公式パッチノート本文にある言葉は「crushing waves(押し潰す波)から守る」であって、酸素ゲージや窒息という記述はないということ。 そして"while you can(できるうちに)"——この一言に、時間制限が設計として組み込まれていることがはっきり書いてあります。事前に読んでいれば警告として機能したはずの一文です。

より具体的な仕組みは、GGGの公式リビール配信でナレーションが直接説明しています。当該箇所を字幕で確認したので、タイムスタンプ付きで引用します。

05:50〜06:06 深海では大量の空気を必要としないようランタンを設置していく、探索に必要な「一時的な安全」を与えてくれる、という説明のあとに——
without them, you will drown.”(ランタンがなければ、あなたは溺れる

07:17〜07:22 “Vesper can only power so many lanterns at once, and that power is… finite.
(Vesperが一度に供給できるランタンの数には限りがあり、その力は有限だ

07:27〜07:38 “On placing the last of your lanterns, they will begin, one by one, to flicker and fade.
最後のランタンを設置すると、ランタンは1つずつ明滅し、消えていく)——このあと、光が消えゆくのを感じ取った深海の生物が押し寄せ、Bathysphereの安全圏まで走って戻らなければならない、と続きます。

07:43〜07:47 “You'll want to place every lantern though”(とはいえランタンは全部置きたくなるはずだ)——エリアをChartするには探索してDead Man's Sulphurを集めるしかないから、という理由が続きます。

出典:Path of Exile 1: Curse of the Allflame Content Reveal(公式YouTube)の英語字幕より。日本語は筆者訳、時刻は動画の再生位置。

つまり「最後の1個を置いた瞬間から撤退が始まる」のは、GGG自身が事前に説明していた仕様です。バグではありません。 そのうえで「全部置きたくなるはずだ」とも言っているのがポイントで、置かずに切り上げるとChartに必要なDead Man's Sulphurが足りない、という設計になっています。得を取るなら全部置くしかない、という作りです。

ランタンを置き終わった瞬間、エリアが縮んで“窒息”しかけた話

……で、上の「最後の1個を置くと撤退フェーズ」を知らないまま潜ったのが筆者です。

こちらの当時の理解はこうでした。「深海にランタンを置いてエリアを広げながら、レアなアイテムを探す」。これ自体は概ね正しいのですが、決定的に抜けていたのが「置き終わったらどうなるか」でした。

最後のランタンを設置した瞬間、筆者の環境では安全な範囲が急に縮み始めました。 体感としてはもう完全に「窒息」で、頭の中は「ハードコアの初見殺しはこえーよ」の一言だけ。慌ててESCキーでログアウトして切り抜けました。結果としては死んでいません。

※公式の語彙を整理しておくと、パッチノート本文は「押し潰す波」、公式配信は「空気」「溺れる」で、いずれも「窒息」という語は使っていません(筆者の体感としては完全に窒息でした)。またESCログアウトが深海エリアの緊急脱出として有効かは、公式・二次ソースのどちらでも確認できていません。「筆者はログアウトして、結果として死なずに済んだ」という事実まで書いておきます。「HCならログアウトで逃げられる」と一般化はしないので、そこは各自の判断で。

ソフトコアでも事故ります(死なないだけです)

「HCの怪談でしょ」で閉じないでほしいのがここ。この仕組みはソフトコアでも普通に損をします。 攻略メディアの解説によれば、深海エリアはポータルで離脱できず、持ち帰りの手段は Allflame Capsule を拾って Bathysphere を呼ぶことだとされています(この点は筆者が一次で確認できていません)。ただ、公式配信が「Bathysphereまで走って戻らなければならない」と言っている以上、「その場で安全に切り上げる」手段が想定されていないのは確かです。つまり——

※ひとつ確認しておきたい設定があります。公式配信(06:48)では、ランタンを自動で設置させるオプションの存在にも触れています(“if you prefer speed over fine control”=細かい制御より速度を取るなら、という言い方)。 最後の1個まで自動で置かれるのかは配信では言及されていないので断定はできませんが、上に書いた「置くタイミングを自分で握る」という考え方を取るなら、この設定は一度確認しておく価値がありそうです。

要するに、HCは死に、SCは戦利品を落とす。どちらの側でも「最後のランタンを置く前に回収を終える」が答えになります。初日にこれを身体で覚えられたのは、授業料としては安かったのかもしれません。

※ひとつ最新状況を添えておきます。上の時系列表にある10:06のホットフィックスで、Allflame遭遇の宝箱から出たアイテムが、遭遇終了時にまとめて出る方式(ルートスパイラル)をやめ、その場で即座にドロップするよう変更されました。 GGGは変更の理由を書いていないので狙いは分かりませんが、少なくとも「慌てて逃げている最中に戦利品が最後にまとめて出てくる」という噛み合わなさは解消される方向の修正です。 これで宝箱ぶんの拾い残しは以前より起きにくくなっているはずですが、安全域が縮むこと自体は変わらないので、「置く前に回収を終える」が安全なのは同じです。 なお筆者が潜ったのがこの修正の前か後かは特定していません。 さらにこの記事の公開後、同日15:00:31のHotfix 2で「Chart遭遇の脱出シーケンスが全体として長くなった」とGGGが告知しています(安全域が縮む設計そのものは変わっていません)。詳しくは開幕当日のホットフィックスまとめのほうへ。

開幕初日の暫定戦果とまとめ

◆【7/27 追記】この日の「死にかけた話」に、公式の修正が入りました◆

この記事では深海で縮んだ話を仕様として書きましたが、7月27日配信の3.29.0bに 「ランタンが即座に崩壊しうる不具合を修正しました」という1行が入りました。 公式フォーラムには似た症状の報告も出ています。ただし公式は、それがこの日の現象と同じものだとは書いていません。 あわせて最後の1個を置いた後の縮小も、第1段階が60%遅くなりました。 → 筆者の症状と同一かは未確認|PoE 3.29.0bでランタンの「即座に崩壊する不具合」を修正

◆【7/25 14:41 追記】死にました◆

この記事を書いた数時間後、ACTを抜けた直後の1MAP目で死亡しました。ハードコアなので、このキャラクターはここで終わりです。 ライフは0/2,869、エナジーシールドも0。「マップボスを見つけて倒せ」を受けて、そのボスを探している最中でした。開幕の5:00から数えておよそ9時間40分での幕引きです。

PoE 3.29ハードコアでの死亡画面。「倒されました!」のダイアログと「街で復活する」ボタンが表示され、ライフ0/2,869、エナジーシールド0/383、クエスト欄に「召集令 マップボスを見つけて倒せ」が並んでいる
▲ ACTを抜けて最初のマップ。マップボスを探している途中でした(画像:筆者のスクリーンショット/2026年7月25日 14時41分。他プレイヤーのチャット行は塗り潰してあります)

本文の「一度も死なずに」は執筆時点の話として残しておきます。深海の撤退フェーズで死にかけた話を書いた数時間後に、まったく別のところで普通に死んでいるわけで、これがハードコアです。 なお筆者は、この直後に新キャラでACTを走り直しています。

以下は死ぬ前、記事を書いた時点の記録です。進捗はハードコアで一度も死なずにACT6を周回中。スターターはRF(Righteous Fire)でした。

正直な感触として、RFが立ち上がる(点火が回り始める)までに時間がかかりすぎました。 RFは元々そういうビルドではあるのですが、それでも点火までの区間が長く感じました。ここはもう少し進めてから改めて書きます(レジストと再生の仕上がり次第で印象が変わるところなので、初日の感想で断定はしません)。

早い人はもうマップに入っていて、素直にすごい。こちらは死なずに進めてるだけマシということで納めておきます。HCは順位より生存が仕事です。

最後に小ネタをひとつ。ACT5序盤で遭遇したリーグ要素で、5リンクの防具が1つ出ました。 「あの場所でリーグ要素をこなすと5リンクが出る」という話も見かけたのですが、公式パッチノートには当たらず、他の目撃談も見つからず、筆者の確認も1回きり(n=1)、どこで見た情報かも特定できていません再現するかどうかは分かりませんので、狙って行くものとしては書けません。出たらラッキー、程度に。

開幕日はキューと並び直しで30分、深海で1回死にかけ、そして上の追記のとおり最後は普通に死にました。「開幕日のあるある」を全部通ってきた初日という感じです。 リーグ本体の内容——ソケット色撤廃・傭兵復活・Abyssリワーク・新エンドゲームまで——は3.29の全内容まとめのほうにまとめてあります。まだ潜っていない人は先にそちらを。

続報の予定:2周目のハードコアで、1MAP目で死んだ原因の見直し(生存線をどこまで上げるか)と、深海/Voyage周りの掘り下げを、進み次第、書きます。

出典:公式X @pathofexile(投稿時刻は投稿のdatetime属性から日本時間へ換算) / リーグ開始スケジュールの告知(公式フォーラム) / Curse of the Allflame - Live Updates(公式フォーラム) / Content Update 3.29.0 パッチノート(公式フォーラム) / Path of Exile 1: Curse of the Allflame Content Reveal(公式YouTube)の英語字幕(深海メカニクスの引用は05:50〜07:47、筆者訳) / 個数・秒数など細部は MaxrollMobalyticsNeonSect による公式配信の解説。掲載スクリーンショットは筆者撮影(2026年7月25日)。固有名詞の日本語表記は暫定です。

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