PoE2 0.5.5の感想、0.5から何も変わっていない|始めた理由は暇だったから、それだけです
Hero Siege のシーズンを Inferno で死んで畳み、9月8日に「POE2やろう」と書いて、そこから PoE2 の 0.5.5 を遊んでいます。結論から言うと、0.5 から何も変わっていません。なんでこのリーグを始めたのか、遊んでも分かりませんでした。暇だから遊んでいる、それ以上でも以下でもない。
🎯 対象:Path of Exile 2 早期アクセス 0.5.5「Forbidden Rites」(2026年9月4日 PDT 開始、正式版 1.0 の12月11日 PST まで)。遊び始めてまだ日が浅いので、エンドゲームの評価ではなく「いま始める価値があるか」の話です。
⏱ この記事に書いてあること
- 0.5.5 のパッチノートに、スキル・アセンダンシー・キャラクターパッシブのバランス調整項目は無い。あるのは Soul Core の追加・変更と、ビルドに影響するバグ修正だけ
- 目玉のキャンペーン内リチュアルと Viridian Wildwood は、PoE2 に既にあった仕組みの使い回しで、新クラス Duelist は正式版(2026年12月11日、米国太平洋標準時)まで来ない
- Steam Charts の同時接続ピークは、5月の420,409に対して9月12日取得の直近30日は147,624で、約35%の水準
「新リーグ」の中身を 0.5.0 と並べると、こうなる
要点:GGG は FAQ で「新しいリーグか? はい。新しい経済とチャレンジがある」と答えています。限定のキャンペーンリチュアルと、Sacred Bloom で森をマップ群に足す仕組みはある。それでも既存要素の再利用で、キャラを作り直す動機としては弱い。
| 0.5.0「Return of the Ancients」 | 0.5.5「Forbidden Rites」(9月4日) | |
|---|---|---|
| クラス | 新アセンダンシー2つ(モンクのマーシャルアーティスト、ハントレスのスピリットウォーカー) | 無し。Duelist は12月11日の1.0で |
| ビルドの調整 | スキルジェム・サポートジェムを多数調整、エナジーシールド系パッシブの大量書き換え | スキル・アセンダンシー・キャラクターパッシブのバランス調整項目が無い。あるのは Soul Core の追加・変更(Trial of Chaos)と、ビルドに影響するバグ修正 |
| リーグの仕組み | Runes of Aldur(ルーン刻印、遠征、新カレンシー) | キャンペーン全エリアにリチュアルの祭壇。各 Act に2回、各 Interlude に1回、世界地図に祭壇群が現れ、対象エリアではボス戦でリチュアルを行い、倒したボスが次の戦闘にも加わる。報酬の Sacred Bloom でマップ群に Viridian Wildwood が付く |
| エンドゲーム | アトラスツリーに300以上のノード、要塞、新ピナクルボス | Trial of Chaos の改修(途中退出・再開、最大30部屋)、Expedition の恒常化、アトラスパッシブの細かな調整 |
| 期間 | 12月11日まで(並走を継続) | 12月11日まで |
右の列で新しいのは、リチュアルの祭壇と森、Trial of Chaos の改修です。リチュアルは PoE1 で何年も回ってきた仕組みで、PoE2 でも 0.5.0 でハブと専用のアトラスパッシブを刷新したばかり。Viridian Wildwood は PoE1 の Affliction リーグで使った森で、PoE2 にはユニークマップとして既にあり、今回それを無効化して Sacred Bloom 経由に付け替えました。どちらも PoE2 に既にあったものの再利用です。0.5.0 で刷新したばかりの仕組みを、また出してきた。PoE1 を遊んだ人ほど「これ、見たことある」で終わります。
しかも Trial of Chaos の改修はスタンダードと Runes of Aldur にも入り、Expedition の恒常化もスタンダードに入ります(Expedition Tablet だけは Runes of Aldur では取れません)。つまり「0.5.5 で良くなったところ」の大半は Forbidden Rites を始めなくても受けられる。Forbidden Rites 限定なのは、キャンペーンのリチュアルと Sacred Bloom で足す森、新しい経済、8つのチャレンジの専用コスメです。どれも、私には作り直す理由になりませんでした。
何が「変わっていない」のか
要点:キャラを作り直して、同じキャンペーンを、同じスキルで、同じアセンダンシーで走る。ボス連戦などの追加はあるが、私にはキャンペーンを走り直す魅力として弱い。
- キャンペーン:0.5.0 で手直しされたものと同じです。0.5.5 の追加は各エリアの祭壇と、各 Act に2回・各 Interlude に1回、世界地図に現れる祭壇群。そこではボス戦でリチュアルを行い、倒したボスが次の戦闘にも加わり、完遂すると Tribute をユニークに使えます
- ビルド:0.5.5 のパッチノートには、スキル・アセンダンシー・キャラクターパッシブのバランス調整項目はありません。ただし、Soul Core の追加・変更や、非アクティブ武器セットのオーラに関するバグ修正があり、以前のビルドがそのまま成立するとは限りません
- リーグの仕組み:Runes of Aldur は終わらず、12月11日まで並走。0.5 のキャラで続ける選択肢が残っているのに、新しい経済で1からやる理由が要ります
- 新クラス:Duelist は「0.5.5 に入っているか?」という質問に GGG が「いいえ、12月11日の1.0で」と答えています
私は Hero Siege の Inferno で死んで暇になったから始めました。始めてみて出た感想が「0.5 から何も変わっていない」で、なんでこのリーグを始めたのか、自分でも分かりません。GGG の FAQ は、新しい経済とチャレンジを掲げています。それでも、このリーグを始める意味が分からない。
悪くはない。ただし、リーグとして名乗る中身ではない
要点:Trial of Chaos を途中でやめて再開できるのは素直にいい。ただし Forbidden Rites を始めなくても受けられる。
- Trial of Chaos:途中で出て後から再開できる。部屋ごとに報酬の箱があり、死んでも丸損ではない。最大30部屋。ここだけは改修と呼んでいい
- Expedition の恒常化:Act 4 以降で遭遇でき、エンドゲームでは Tablet で投資できる。0.5 の仕組みを捨てなかった、というだけの話です
- UI:カレンシー交換の画面でスタッシュとインベントリを切り替えられる、最後のウェイポイントが世界地図に出る、など
0.5.5 は悪くないパッチです。ただ Forbidden Rites というリーグは、名乗るだけの中身がありません。ここから先は、その話です。
数字も冷めている
要点:6月の173,021から8月の19,064へ、2か月で月間平均は9分の1。直近30日のピークは5月のピークの約35%です。
| 月(2026年) | 平均同時接続 | ピーク | 何があったか |
|---|---|---|---|
| 5月 | 34,051 | 420,409 | — |
| 6月 | 173,021 | 351,173 | 0.5.0 の本番 |
| 7月 | 52,967 | 125,475 | — |
| 8月 | 19,064 | 36,995 | — |
| 直近30日(9月12日取得) | 32,475 | 147,624 | 9月4日(PDT)に 0.5.5 開始 |
Steam Charts の数字(2026年9月12日取得、Steam 版のみ、平均は小数切り捨て)です。5月のピークが420,409、9月12日取得の直近30日のピークが147,624で、約35%の水準。直近30日には 0.5.5 の開始前も含まれ、この集計だけでは Forbidden Rites の参加者数や期待度は分かりません。ここからは私の評価です。この差を見て、私は「新リーグ」として受け取られていないと読みました。
では何のためのイベントか。GGG の言い分と、私の読み
要点:GGG は「新しい経済とチャレンジ」と言う。私の読みは、12月11日の1.0までの3か月をつなぐ場、それだけです。
GGG の説明はこうです。Forbidden Rites は新しい経済と、8つのチャレンジと限定報酬(2・4・6・8個の達成で専用コスメ)を持つ「新しいリーグ」であり、1.0 まで走って Runes of Aldur と一緒に終わる。1.0 は12月11日、基本無料化して Duelist が来る。
ここから読めるのは、0.5.5 が 1.0 までの「つなぎ」だということです。0.5.0 の次に来たのが「イベントリーグ」扱いの 0.5.5 で、その次が 1.0。間の3か月に何も出さないわけにいかないから、PoE2 に既にあった仕組みを2つ組み合わせて「イベント」と呼んだ。遊ぶ側にとって「0.5 を遊び切った人が、もう一度キャラを作る理由」にはなっていません。
結局、どう構えるか
要点:0.5 を遊び切った人は始めなくていい。遊んでいない人は、始めるなら今ではなく12月11日。
0.5 を遊び切った人は、Forbidden Rites を始める理由がありません。Runes of Aldur のキャラをそのまま続けるか、12月11日まで他のゲームをやる。
0.5 を遊んでいない人も、始めるなら今ではなく12月11日です。基本無料になり、Duelist が来て、早期アクセスの「最後の3か月」ではなく正式版の初日を踏めます。今の 0.5.5 は、その初日を迎える前に同じキャンペーンを1周余分に走らせるだけです。
私は暇だから遊んでいます。0.5.5 が「つなぎ」なら、こちらも「つなぎ」で付き合う。それ以上の期待はしません。
出典
公式の告知・パッチノートと Steam Charts を2026年9月12日に確認しました。英文の日本語訳は筆者です。筆者の実感は、9月8日に「POE2やろう」と書いてからの数日分です。
- 0.5.5 Patch Notes(公式)(キャラクターのスキル・アセンダンシー・パッシブツリーの項目が無いこと、Soul Core の調整、リチュアル、Wildwood のユニークマップ無効化、Trial of Chaos、Expedition Tablet はスタンダードと Forbidden Rites のみ)
- Forbidden Rites FAQ(公式)(「新しいリーグか?」への回答、Duelist は12月11日、1.0まで走る、Runes of Aldur と並走、Trial of Chaos の改修は全リーグ共通、開始は9月5日5:00 JST)
- プレスリリース「The Forbidden Rites & 0.5.5 Arriving September 4」(公式、2026年8月28日)(8つのチャレンジ、30部屋、Act 4 以降の Expedition)
- Path of Exile 2 Fully Releases on December 11!(公式)(正式版は「December 11 (PST)」。日本時間の開始日時は未確認)
- コンテンツアップデート 0.5.0 パッチノート(公式・日本語)(新アセンダンシー2つ、300以上のノード、スキル調整、リチュアルの刷新)
- PoE1「Affliction」パッチノート(公式・日本語)(Viridian Wildwood の初出)
- Steam Charts: Path of Exile 2(2026年9月12日取得)
- 筆者の X(2026年9月8日)「Herosiegeはブッチャーが楽しい、でもインフェルノで死んじゃったから、一旦今回のシーズンはここまでかな...POE2やろう」