AION2は「マクロだけ」で戦うゲームなのか|韓国版が8月26日に全スキルへ入れた「最小キャンセル時間」
🎯 対象:『AION2』韓国版 2026年8月26日のアップデートノート、および8月11日のアップデートプレビュー配信の報道 2026年8月31日に確認しました。これは各資料に書かれている内容を並べた記録で、実際にどう変わったかを当ブログはプレイして確認していません(筆者は韓国版を未プレイです)。グローバル版(2026年10月5日開始)に同じ改編が入るかは、当ブログには確認できていません。クラス名・スキル名は韓国版のもので、グローバル版では別の名前になる可能性があります。
AION2の韓国版で、戦い方の前提に関わる記述が、公式ノートに入りました。 2026年8月26日のアップデートノートに、「すべてのスキルに最小キャンセル時間が適用されます」と書かれています。 その約2週間前、NCは配信でこう述べていました——「マクロを使う合間に、適材適所で他のスキルを手動で使わなければDPSが増加しない構造へ改善している」。 何が書かれたのかを、原文つきで並べます。
⚔️ この記事に書いてあること
- NCが何を目指すと言ったか。「マクロに依存するディーリングを全面排除はしない」が、「合間に手動で挟まないとDPSが伸びない構造へ」(8月11日)
- 8月26日のノートに入ったもの。全スキルへの最小キャンセル時間。公式が書いた理由は「ゲーム環境によるDPSの偏差を減らすため」
- 守護星と護法星は、主力スキルの発動条件が変わりました。「気絶・転倒した相手」から「盾攻撃スキルを使ったとき」「遠距離スキルを使ったとき」へ
- ノートは「剣星・守護星・護法星・治癒星の過度なパーティシナジーを緩和する」と書いています。そのうえで各クラスの火力が調整されました(上方も下方もあります)
- シールドが「固定値」から「生命力比例」へ。生命力吸収は下方修正されました
- 今後の予定も出ています。新レイドは9月初旬。生活コンテンツはハウジングが先で、その後に航海。レギオンPvPは「ルーマーで計画はない」と否定
まず、NCが何と言ったか(8月11日の配信)
[報道]インベン「신규 던전과 클래스 콘셉 강화 공개한 아이온2, 다음은 '하우징'」(2026年8月11日)
要点:マクロを禁止するのではなく、「マクロだけでは伸びない」構造にする、と言っています。
アップデートプレビュー配信の内容を伝えた記事に、NCの発言としてこう書かれています。
「スキルマクロに依存するディーリング方式を全面的に排除はしない」としつつ、「マクロを使う合間に、適材適所で他のスキルを手動で使わなければDPSが増加しない構造へ改善している」と明らかにした。
韓国語の原文を見る
엔씨는 “스킬 매크로에 의존하는 딜링 방식을 전면 배제하지는 않을 것”이라면서도 “매크로를 사용하는 중간중간 적재적소에 다른 스킬을 수동으로 사용해야 DPS가 증가하는 구조로 개선하고 있다”고 밝혔다. 전반적인 조작감을 강화하고 각 클래스가 지닌 고유의 손맛과 멋을 살린다는 방침이다. 클래스 콘셉 강화는 8월 26일을 시작으로 순차적으로 선보일 예정이다.
— インベン(2026年8月11日)
続けて「クラスコンセプト強化は8月26日を皮切りに順次公開する予定」とあります。8月26日は、その1回目にあたります。
同じ日、韓国の媒体ゲームトクはこの件をこう見出しにしています。「アイオン2、マクロだけでダメージが出ていた構造に手を入れる」(2026年8月11日・キム・ヨンチャン記者)。これは媒体側の要約で、NCがこの表現を使ったわけではありません。
8月26日のノート:全スキルに「最小キャンセル時間」
[公式発表]「8/26(水) アップデートノート」(aion2.plaync.com・2026年8月26日)
要点:クラス変更事項の「共通」の項に、たった2行で書かれています。
スキル最小キャンセル時間が適用されます。
利用者のゲーム環境によるスキル連携・キャンセルタイミングおよびDPSの偏差を減らすため、すべてのスキルに最小キャンセル時間が適用されます。
韓国語の原文を見る
공통
— AION2公式「8/26(水) アップデートノート」(2026年8月26日)
스킬 최소 캔슬 시간이 적용됩니다.
이용자의 게임 환경에 따른 스킬 연계·캔슬 타이밍 및 DPS 편차를 줄이기 위해, 모든 스킬에 최소 캔슬 시간이 적용됩니다.
「ゲーム環境」が何を指すのかは、このノートには書かれていません。なお8月12日のクラスケアでも、剣星について「戦闘環境による攻撃性能の差を減らす方向で主力スキルサイクルが改善される」と報じられています(インベン・8月11日)。ただしノートは「ゲーム環境」、インベンは「戦闘環境」で、語が違います。
ここから先はクラス名が並びます。この節から先で数値が出るのは守護星・護法星・剣星・殺星・拳星・治癒星で、ほかに弓星・魔道星・精霊星の名前も出てきます。ノートが書いているのは「守護星と護法星は近距離職業群」ということだけで、それ以外の役割分けは一般的な呼び分けであり、この記事の出典には書かれていません。クラス名は韓国版のもので、グローバル版では別の名前になる可能性があります。
守護星と護法星:主力スキルの発動条件が変わりました
[公式発表]「8/26(水) アップデートノート」(aion2.plaync.com)
要点:「相手が気絶・転倒しているとき」から「自分が特定のスキルを使ったとき」へ。条件が相手側から自分側に移りました。
ノートには、この2クラスを選んだ理由も書かれています。
近距離職業群のスキルメカニズムの類似性を考慮し、守護星と護法星の改善作業を適用しました。今後の動向を把握して、他職業の追加進行の可否を判断する予定です。
| クラス | スキル | 発動条件の変更 |
|---|---|---|
| 守護星 | 審判 | 「気絶・転倒した対象」→「盾攻撃スキル使用時」 |
| 護法星 | 暗撃鎖/貫通鎖 | 「気絶・転倒した対象」→「遠距離スキル使用時」 |
韓国語の原文を見る
클래스 주력 스킬 개편
— AION2公式「8/26(水) アップデートノート」(2026年8月26日)
근거리 직업군의 스킬 매커니즘 유사성을 고려하여 수호성과 호법성 개선 작업을 적용하였으며, 추후 동향을 파악하여 타 직업 추가 진행 여부를 판단할 예정입니다.
수호성 : 심판의 발동 조건을 ‘방패 공격 스킬 사용 시’로 변경하고, 징벌을 원거리 스킬로 전환해 차지 미적중 리스크를 완화합니다.
호법성 : 암격쇄의 발동 조건을 ‘원거리 스킬 사용 시’로 변경하고, 회전격의 사용성·연출·타격감을 개선해 암격쇄 의존도를 낮춥니다.
守護星は「懲罰」を遠距離スキルへ転換してチャージが当たらないリスクを緩和、護法星は「回転撃」の使用感・演出・打撃感を改善して暗撃鎖への依存度を下げる——と、それぞれ狙いも書かれています。
あわせて、両方から「行動不可免疫の対象を攻撃したとき7%の確率で活性化する機能」が削除されました。確率で発動していた部分が、条件を満たせば発動する形へ寄ったように見えます。
パーティシナジーが緩和され、火力が調整されました
[公式発表]「8/26(水) アップデートノート」(aion2.plaync.com)
要点:支援職が「火力を盛る役」から離れる方向です。火力は上方も下方もあります。
ノートには理由がこう書かれています。
剣星・守護星・護法星・治癒星の過度なパーティシナジーを緩和し、サポート職業群がダメージ以外の役割をより強化するように調整します。
| クラス | スキル | 変更(Lv10/20/30) |
|---|---|---|
| 剣星 | 老練な反撃(パッシブ) | PVE被害増幅 17% / 24% / 31% → 9% / 13% / 17% |
| 守護星 | 激昂(パッシブ) | PVE被害増幅 18% / 26% / 34% → 10% / 15% / 20% |
| 護法星 | 大地の約束(パッシブ) | 被害耐性減少 15% / 20% / 25% → 9% / 13% / 17% |
ざっくり言うと、パーティ全体を底上げする効果が、おおよそ半分から7割へ削られました。(剣星と守護星はPVEの数値で、原文にはPVP側の下方もありますがここでは省いています。護法星の被害耐性減少には、原文にPVE/PVPの区分がありません)
そのうえで、「スキル最小キャンセル保証時間の導入とパーティシナジー調整により不足した個人およびパーティのダメージを補うためバランスを調整します」として、火力の調整が入っています。上げられたものだけではありません。いずれも記載のない限りPVEの数値です。
下の表は主なものです。このほかにも剣星「破裂の猛打」10%上方、殺星「猛獣の咆哮」ほか10%上方、拳星「連環拳」10%上方、弓星・魔道星・精霊星の項目が原文にあります。
| クラス | スキル | 変更 |
|---|---|---|
| 守護星 | 猛烈な一撃/会心の一撃/必死の一撃 | PVE・PVP 30%上方 |
| 守護星 | 殲滅 | PVE 30%上方(前モーション30%短縮) |
| 守護星 | 威嚇の猛打 | PVE・PVP 35%下方 |
| 守護星 | 審判(主力スキル改編の節) | PVE・PVP 10%下方 |
| 護法星 | 白熱撃/破裂撃 | PVE 40%上方 |
| 護法星 | 撃破鎖/共鳴鎖/霹靂鎖/暴風鎖 | PVE 30%上方 |
| 護法星 | 暗撃鎖/貫通鎖(主力スキル改編の節) | PVE 15%上方/PVP 20%下方 |
| 剣星 | 鋭い一撃/破裂の一撃/怒りの一撃/無謀な一撃 | PVE 20%上方 |
| 殺星 | 速い斬り/絶魂斬り/快速斬り | PVE 20%上方 |
| 拳星 | 連撃/中撃/強撃 | PVE 20%上方 |
| 治癒星 | 大地の恩寵(パッシブ) | 致命打ダメージ増加 7.5% / 12.5% / 17.5% → 15% / 20% / 25%(Lv10/20/30) |
| 治癒星 | 増幅の祈り | 4番特化の攻撃力増加 10%→15% |
上方だけを見ると印象が逆になるので、下方も並べました。
「N%上方」と書かれたものの範囲は、護法星「白熱撃/破裂撃」の40%から、同じく護法星「暗撃鎖/貫通鎖」のPVE15%まで。「N%下方」は、守護星「威嚇の猛打」の35%から、同じく守護星「審判」の10%までです。守護星と護法星は、同じ日に上方と下方の両方を受けています。それ以上の傾向は、ノートからは読み取れません。なお治癒星はシナジーを緩和された4クラスの1つですが、同じノートで致命打ダメージが大きく上げられています。
キャンセルで伸ばしていた分を削り、スキルそのものの数値で返す。ノートを読むかぎり、そういう組み替えです。
生命力吸収は下方、シールドは「生命力比例」へ
[公式発表]「8/26(水) アップデートノート」(aion2.plaync.com)
要点:シールドが「固定値」から「生命力比例」へ。ノートは「実効性を高める」ためだと書いています。
- 生命力吸収の下方。「PVE・PVP全般で過度だと判断された生命力吸収量を下方調整します」として、4件が下げられました。いずれも「1番特化」を取っている場合の吸収量です(スキル本体の吸収量ではありません)。剣星の「振り下ろし/振り上げ」が2%→0.7%、守護星の「審判」が2%→1%、殺星の「心臓刺し」が1.5%→0.7%、護法星の「暗撃鎖/貫通鎖」が1.5%→0.7%
- シールドのリバランス。守護星の「守護の印章」「ネザカンの盾」「破滅の盾」、魔道星の「鋼鉄シールド」、護法星の「保護陣」「遮断の権能」などが、固定値のシールドから生命力比例のシールドへ変更されました
- PVP関連。状態異常の神石に内部クールタイムが入り、発動クールタイムは15秒→5秒へ。なお薬(バフアイテム)については、同じノートが正反対のことを書いています。PVP関連改善の総説には「強化魔法解除の効果が薬も解除するように変更しながら解除効果を再調整します」とあり、その下の項目行には「薬の持続効果が強化魔法解除で除去されないように変更されます」とあります。どちらが正しいのかは、このノートからは決められません
今後の予定も出ています
[報道]インベン「신규 던전과 클래스 콘셉 강화 공개한 아이온2, 다음은 '하우징'」(2026年8月11日)
要点:9月初旬に新レイド。生活コンテンツはハウジングが先で、その後に航海。
- チャプター1の最後の段落として、新レイド「聖域 - 悲嘆の雪原」を9月初旬に出すと明かされています
- 最初の生活コンテンツはハウジング。その後に航海が予定されています
- 2番目の新クラスは、コンセプト作業を終えてモデリングとスキル構成を進めている段階だとされています
- レギオンPvPやレギオン専用製作といった集団コンテンツについては「ルーマーであり、計画はない」と否定されています
この記事が扱っている範囲
要点:資料に書かれていること。それだけです。
実際にプレイして何がどう変わったかは、当ブログでは確認していません。筆者は韓国版を未プレイです。次の3点は、この記事では答えていません。
- 「最小キャンセル時間」が実際どのくらいなのか。秒数はノートに書かれていません
- 体感でどれだけ変わったのか。キャンセルで伸ばしていた人にとって、上方修正された数値が釣り合うのかどうかは分かりません
- 8月26日より後の変更。この記事が見ているのは8月26日のノートまでです
グローバル版にこの改編が入るかは、当ブログには確認できていません。入るかどうかを含め、開始後に自分で確かめて追記します。
そのうえで、10月5日から始めるなら「スキルは順番に使うもの」という前提で覚えていくのが無難だと思います。キャンセルで伸ばす技術は、韓国版では削られる方向に動いています。
この記事の出典
公式ページ(aion2.plaync.com)は本文をJavaScriptで描画するため、当ブログの保存ツールでは本文を取り込めません。公式ページは2026年8月31日にブラウザで開いて確認したうえで、同じ内容を全文転載している掲示板の写しを保存し、記事の引用はそちらと突き合わせています。
公式発表(NCSOFT・韓国版)と、保存した写し
- 「8/26(水) アップデートノート」(2026年8月26日)— クラス変更事項。共通の最小キャンセル時間、守護星・護法星の主力スキル改編、パーティシナジー調整、クラスDPSバランス調整、生命力吸収量の調整、シールドのリバランス、PVP関連の改善(写し:インベンの全文転載)
報道
- インベン「신규 던전과 클래스 콘셉 강화 공개한 아이온2, 다음은 '하우징'」(2026年8月11日)— 8月11日のアップデートプレビュー配信の内容。NCのマクロについての発言、8月12日のクラスケア対象(拳星・剣星・治癒星・護法星)、クラスコンセプト強化は8月26日を皮切りに順次、新レイド「聖域 - 悲嘆の雪原」を9月初旬、ハウジング→航海、2番目の新クラス、レギオンPvPの否定
- ゲームトク「아이온2, 매크로만으로 딜 나오던 구조 손본다」(2026年8月11日・キム・ヨンチャン記者)— 同じ配信を扱った記事。「マクロだけでダメージが出ていた構造に手を入れる」は、この媒体の見出しです