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Hero Siege S10「Ebontharn」主要クラス変更まとめ|Marksman・Pirate・Viking強化【8/21開始】

🎯 対象:Hero Siege シーズン10「Ebontharn」(2026年8月21日 14:00 EEST = 日本時間20:00 開始) 本記事はシーズン開始前に、開発元が公開している公式パッチノートを読んで書いたものです。当ブログはシーズン10を実際にプレイしていないため、以下の数値はすべて公式パッチノートの記載であり、実際のクリア速度やダメージを計測したものではありません。

PoE やディアブロと同じ見下ろし型ハクスラ Hero Siege の新シーズン「Ebontharn」(シーズン10)。開幕は日本時間の2026年8月21日20:00です。
今回いちばん大きいのは新Actでも無料化でもなく、シーズン9で主力だったビルドが2つ、名指しで削られたことです。Illusionist の Age of Proliferation と Jötunn の Orb of Frost——この2つは、パッチノートの中でも突出して大きな数字で下げられています。

📌 この記事でわかること

  • 開始は日本時間8月21日20:00(公式告知の「August 21, 2pm EEST」)
  • 大きく下げられたのは Illusionist / Jötunn / Exo / Stormweaver / Butcher。数値つきで一覧にしました
  • まとめて上げられたのは Marksman / Pirate / Viking / Redneck / Shaman / Necromancer / Shield Lancer
  • クラスを問わず効く下方修正が3つ——Faster Cast Rate・Spell Haste・Deadly Blow に逓減が入り、テレポートがチャージ制になりました
  • Act 9 と4クラスが無料化。Normal を1周すれば、以降はウェイポイントを保持したままアクトを走り直さずに Nightmare → Hell → Inferno へ進めます
  • Nightmare は存続します。無くなったのは「難易度ごとにアクトを走り直す必要」のほうです(後述)
Hero Siege シーズン10で下げられたクラスと上げられたクラスを左右に並べた図。左は Illusionist の Age of Proliferation、Jötunn の Orb of Frost、Exo の Black Hole、Stormweaver の Charged Bolts、Butcher の Furious Strike。右は Marksman(6スキルで数値上昇)、Pirate、Viking、Redneck・Necromancer・Shaman、Shield Lancer。下段に全クラス共通の下方修正。公式数値から見た開幕前の注目候補は Marksman・Pirate・Viking。実性能は未計測
▲ 数値は公式パッチノートの Classes タブから。左右への振り分けと最下段の結論は当ブログの整理です

シーズン10はいつ始まる? 日本時間8月21日20:00

[一次]Steam公式告知「Ebontharn and Season 10」(2026年8月18日)

要点:開始は「August 21, 2pm EEST」。日本時間なら8月21日20:00です。

開発元の告知に書かれている開始時刻は August 21, 2pm EEST。EEST(東欧夏時間)は UTC+3 なので、UTC では11:00、日本時間では8月21日20:00になります。

シーズン9の開幕直後(2026年4月上旬)には、想定を超える同時接続でログイン待ち行列とサーバー障害が起き、開発元がその件で告知を2本出しています。今回も開幕直後に混むことは見込んでおいたほうがよさそうです。

Act 9 と4クラスが無料に。課金の壁がほぼ消えました

[一次]Steam公式告知/公式パッチノート Featured タブ

要点:新Act 9も、Act 8も、有料だった4クラスも、まとめて基本ゲームに入りました。

シーズン10の目玉はAct 9「Ebontharn」で、Act 8 で Odin を倒すと入れます。告知では、この拡張を無料にした理由が「課金の壁があるコンテンツを追加するのをやめる」という方針として説明されています。あわせて、これまで有料だった以下が基本ゲームへ移りました。

新しい Uber ボスは Phantom Leviathan / Captain Grimtide / Blood Maiden の3体。新ユニークは24個(公式告知の数え方。Items タブの New Items は Gem of Incarnation を含めて26行)で、Dreadnought や Tablet of Awakening など複数のチェイスアイテムが Act 9 のゾーンへ移されました。

シーズンメカニクスは「Abyssal Chest」。宝箱の近くに最大5本のレバーが出て、引くほど強い敵が湧き、最後の一戦を越えると引いたレバーの数に応じて報酬が増える、という引き際を選ぶ形式です。

難易度は「Normalを1周だけ」。ただし敵の強さは前倒しで上がります

[一次]Steam公式告知/公式パッチノート Featured タブ

要点:アクトを難易度ごとに走り直す作業は無くなりました。代わりに、Nightmare の敵の強さが従来の Hell 相当まで引き上げられています。

従来の Hero Siege は、難易度を上げるたびに同じアクトをもう一度クリアする必要がありました。シーズン10ではこうなります。

つまり「短くなった」のは移動と手続きで、敵の強さは逆に前倒しで上がっていると読むのが正しいです。加えて、パーティ人数によるモンスターの体力倍率が 0.65 → 0.85 に引き上げられたので、多人数で薄める戦法も以前ほどは効きません。ボスに倒されても経験値ペナルティが無くなった点だけが逆方向の緩和です。

⚠️ Nightmare は存続します

公式パッチノートの Featured タブと Steam 告知は、Normal → Nightmare → Hell → Inferno と明記しています。無くなったのは「難易度ごとにアクトを走り直す必要」であって、Nightmare そのものではありません。

下げられたクラス:シーズン9の主力2つが名指しで削られました

[一次]公式パッチノート Classes タブ

要点:Illusionist の Age of Proliferation と Jötunn の Orb of Frost は、他とは桁の違う下げ幅です。

数字をそのまま並べます。カッコ内は当ブログが計算した減少率です。

クラス/スキル変更
Illusionist
Age of Proliferation
ダメージ倍率 12 → 7.5(−37.5%)/INT係数 9% → 8.25%
Age Multiliferation 85% → 25%(−70.6%)/Arcane Echo 65% → 45%
Growing Old 7.5% → 4%/Centuries Within Seconds 25% → 15%/Breaking The Cycle 30% → 20%
Jötunn
Orb of Frost
Chaining Frost 55% → 15%(−72.7%)
Orb of Duality 40% → 10%(−75%)
Exo
Black Hole ほか
Empowered Singularity 95% → 60%(1点あたり−35ポイント)/Devouring Growth 36% → 32%
Scorching Whip 12.5 → 10
Stormweaver
Charged Bolts ほか
Charged Bolts 11.15 → 9.25/Electric Field 25% → 15%
Storm Summoner 発動率 3% → 1%・倍率 25% → 15%・弾1発につき1回まで
Gateway がチャージ制に
(一方で Pulsing Charge は「4.25%+3%×レベル」→「35%+5%×レベル」、Chain Lightning に18%の発動率が付与)
Butcher
Furious Strike
The Absolute Unit 15% → 2%(1点あたり)、かつ Insatiable Hunger 適用中は無効に
Furious Strike 32% → 28%/Blender 17.5% → 15%(Slicing Throw は 170% → 210% に上昇)
White Mage
Mana Orb / Soul Spurn
Burst of Energy の変換 15% → 10%
Harvest of The Damned スタックあたり 10% → 3%、回復 5% → 3%
(Malediction は発動率 35% → 40% + 追加ダメージが付与)
Prophet
Maelstrom / Leaping Charge
Meteor of Ice と Storm of Frost から Explosion タグを削除
Leaping Charge 28% → 20%、配下ノードもほぼ全て下方修正
(Carrion Worm 系は逆に9項目が上方修正。ただし Devouring Worm 5% → 2.5% の下方修正が1件あります)
Amazon
Thunder Fury
Storm's Wisdom の最大3点 → 2点/Leaping Thunder のダメージ 35% → 30%
(Envenom 側は大幅に強化。次の表を参照)
Marauder
Bombardment / Crazy Grapple
ICBM 60% → 40%・範囲 15% → 8%/In Flames 25% → 8%・最大5点 → 3点
(Bouncing Grenade は逆に強化。次の表を参照)

この2つは、ビルド一覧サイト herosiegebuilds.com がシーズン9の最上位(S)として挙げていた「AoP Illusionist」と「Orb of Frost Jötunn」そのものです。Age of Proliferation は基礎倍率と主要ノードが同時に削られていて、片方だけなら装備で埋められても、両方だと計算のスタート地点が変わります。

上げられたクラス:数値上昇が特に目立つ3つを取り上げます

[一次]公式パッチノート Classes タブ

要点:上方修正は多くのクラスに入っています。ここでは、主力スキルが5つ以上まとめて上がった Marksman・Pirate・Viking を先に取り上げ、続けて他のクラスも並べます。

クラス変更(上方修正のみ抜粋)
Marksman Vault 18% → 32%/Homing Missile 20% → 28%/Volatile Shot 20% → 28%
Multishot 20% → 26.5%+命中率 4.75% → 5%/Trickshot 18% → 22%/Arrow Rampage 15% → 18%
下方修正(4項目):Arrow Nova の矢が1点あたり4本 → 2本(基本弾2本を追加)/Exploding Arrowhead 12% → 8%・最大5点 → 3点/Marked for Destruction の持続 20% → 15%/Cannon Turret - Weakning Blast 15% → 10%
Pirate Freezing Chainshot 12.5% → 18%+命中率 1.75% → 5%/Explosive Barrel 8.75 → 12.5+INT 7.25% → 8.5%
Grenado 8.75 → 12+INT 7.25% → 9%/Cannonball 16% → 20%/Anchor Swing 18 → 22
下方修正:Colossal Anchor の射程 70% → 20%
Viking Ymir's Champion 15% → 23.5%/Monster Throw 20 → 30+INT 7.25% → 8.75%
Zeal 25% → 30%/Shockwave 18% → 20%/Demolishing Winds 4 → 5/Berserk 3% → 3.5%
下方修正:Whirlwind 44% → 40%
Redneck Chainsaw Slash 65% → 85%/Chainsaw Massacre 30% → 45%/Tirefire 10 → 14+INT係数
Pipe Bombs に Projectile タグが付与(大ノードも全て)/Moonshine Madness に詠唱速度4.5%+レベル0.5%
Necromancer Raise Skeleton の初期HP 180 → 300(1点あたり80 → 100)+基礎75%のスプラッシュ+INT 5.75% → 7.5%+倍率 5 → 8
Skeleton Mage の初期HP 120 → 245・初期ダメ 9 → 12.75/Summon Mastery 3.5% → 5%
Poison Nova 9 → 12.5/Bone Shred 8.35 → 10
下方修正:Raise Skeleton の初期ダメージ 14 → 6/Virulent Blink のテレポートがスタック制に
Shaman Fire Totem 9.5 → 11+INT 9% → 9.5%/Scattering Flames の発動率 3% → 5%+Burning Radius とノード位置を入れ替え
下方修正:Quick Strangulation の刻み 25% → 10%
Shield Lancer Jousting Master が「1点15%×最大5点」から「1点目50%+2点目25%・最大2点」へ(合計値はほぼ同じで3点浮く
Field Coverage も同じ形へ(こちらも3点浮くので合わせて6点)/Glorious Strike 22.5% → 25%
下方修正:Shield Wall に5秒のクールダウン
Amazon(毒型) Envenom が撃破時発動に変更+発動率 8% → 18%+倍率 18 → 24+発動までの時間を50%改善(原文 Buffed activation time by 50%)+Spellタグ付与
Caustic Spearhead のシナジー3つを毒ダメージ増加へ変更+INT 6.85% → 7.5%+Caustic Arc に発動率と倍率を追加
Death from Above が Spell・Ranged タグ付きの攻撃に/Toxic Remains に AOE・Spell タグ
Paladin Fist of the Heavens の壊れていたノードを複数修正(公式は「意図どおりに機能する=より強くなる」と説明)
下方修正:Immaculate Warrior 60% → 40%
Marauder Bouncing Grenade が跳ねるたびに範囲ダメージ判定を発生+Projectile タグ付与/The Big Bo-oM にも Projectile タグ
Pyromancer Scorching Aura 14 → 18/Volcano が破片ごとに最寄りの敵を狙うように

クラスを問わず効く3つの下方修正

[一次]公式パッチノート General タブ(逓減)/Classes タブ General 節(テレポート)/Mechanics タブ(Incarnation)

要点:詠唱速度と機動力を上限まで積む型が、クラス側の数値と無関係に弱くなりました。

  1. ステータス3種に逓減が導入されました。Faster Cast Rate は350%超から(指数0.8)、Spell Haste は100%超から(指数0.75)、Deadly Blow は50%超から(指数0.75)。積み上げるほど1%あたりの効きが落ちます
  2. テレポートがチャージ制+内部クールダウンになりました。Stormweaver の Gateway も同じ扱いです。無制限に飛べる前提の移動は組めません
  3. Incarnation ツリー(クラスのスキルツリーとは別に、全クラス共通で育てる強化ツリー)の主力ノードが一括で下げられました。Agile Wizard 75% → 35%、Unarmed Wargod 150% → 20%、FCRノード 8% → 5%、Total Elemental damage 20% → 8%、Power of Mana 25% → 12.5%、範囲拡大の大ノード −20% など。新規600以上のノードが加わったのと同時に、既存の近道が細くなっています

Life Steal の判定間隔が 1.25秒 → 2秒 に延び、コモン装備の「移動速度をダメージへ変換」のロール幅も半減しました。単一ステータスを極端に伸ばして倍率へ変える組み方が、まとめて狙われた形です。逆に経験値カーブは8.33%緩和され、スタッシュは20枠、ロードアウトは8枠まで拡張されています。

Classes タブに1行も載らなかったクラスがあります

[一次]公式パッチノート Classes タブ(全193行を確認)

要点:Samurai と Plague Doctor は Classes タブに項目がありません。ただし「手つかず」ではありません。

Classes タブに見出しが立っているのは Viking・Marksman・Pyromancer・Pirate・Nomad・Redneck・Necromancer・Paladin・Amazon・Demon Slayer・Demonspawn・Shaman・White Mage・Marauder・Shield Lancer・Jötunn・Illusionist・Exo・Butcher・Stormweaver・Bard・Prophet の22クラスです。Samurai と Plague Doctor の項目はありません。General タブに「各クラスでヒーローレベル50に到達する実績を24個追加」とあるのでクラスは24種あり、Classes タブの見出し22件との差がこの2つです。

ただし「何も変わっていない」わけではありません。Classes タブの冒頭には「全クラス・全スキルの壊れたノードを数百件修正/最適化した」と書かれていて、この2クラスもその対象です。前述の Faster Cast Rate・Spell Haste・Deadly Blow の逓減も全クラスに効きます。それでも、スキルの数値そのものを名指しで下げられてはいないという点は、ビルドを選ぶ材料になります。

Demonspawn もノードの入れ替えが1件だけ、Demon Slayer も範囲タグの削除が2件だけです。Stormweaver も、下げられたのは Charged Bolts と Lightning Surge 側で、主力の Storm Bolt と Storm Cloud 自体の数値は Classes タブに出てきません(ただし前述の Spell Haste 逓減は効きます)。

英語圏の2人は、このパッチノートをどう読んだか

[二次]Hero Siege のガイド動画を公開している2名のシーズン10向け解説(いずれもシーズン開始前・実測ではありません)

要点:2人とも Illusionist の Age of Proliferation を「終わった」と評価し、開始クラスとしては Marksman・Pirate・Viking・Shaman を挙げています。

Graxy_TV 氏(2026年8月18日公開)は、パッチノートの数値を1項目ずつ検討したうえで、Illusionist についてシーズン9のクライアント上でスキル配分を組み直し、新しい数値ならどうなるかを当てはめたうえで「完全に壊された」と結論しています。Jötunn の Orb of Frost については「死んではいないが相当痛い」として、同クラス内なら Breath of Ice や近接型のほうが良くなるだろう、という読みを示しました。そしてはっきり「特大の強化(giga buff)」だと評価したのは、Marauder の Bouncing Grenade、Pyromancer の Scorching Aura、Viking の Monster Throwです。Marksman の各攻撃スキルや Pirate の Freezing Chainshot は「かなりの量」「まずまず良い強化」という評価にとどめており、動画の最後では「この2つを『特大の強化だ』と言ったことにされそうだ」と、自分で先回りして釘を刺しています。Redneck の Pipe Bombs への Projectile タグ付与は「正気じゃない」という言い方でした。

Sleepy Cat 氏(2026年8月19日公開)は、新規・復帰プレイヤー向けの安全な開始クラスとして Viking / Marksman / Pirate / Paladin / Demonspawn / Shaman / White Mage / Marauder を挙げました。経験者向けには Stormweaver / Shield Lancer / Samurai / Bard を挙げ、特に Bard についてはテレポートがチャージ制になったことで、機動力の相対的な価値が上がるという理由を添えています。一方で「勧められない唯一のクラス」と本人が呼んだのが Illusionist、判断を保留したのが Necromancer でした(Demon Slayer についても、終盤は強いがレベル上げが耐えられないので勧めない、と別途述べています)。

Graxy_TV 氏は動画の冒頭で、「バフ=強い」ではなくシーズン9との比較でしかない、と明示しています。

まとめ:公式数値から見た注目候補

要点:上方修正の量が多いのは Marksman・Pirate・Viking。Age of Proliferation と Orb of Frost は大幅な下方修正を受けています。以下はすべて公式の数値から見た開幕前の見通しで、実性能の計測ではありません。

無料化でAct 9まで全部遊べるようになり、アクトを走り直す作業も Normal の1周だけになりました。Act 8・9と4クラスの無料化により、始めるハードルは従来より下がりました。クラス選びは、開始後に実測が出てくるまでは公式の数値を手がかりにするしかありません。その手がかりが多く積み上がっているのが Marksman・Pirate・Viking の3つです。

この記事の出典

数値はすべて開発元が公開している公式パッチノート(Googleスプレッドシート)と、Steamの公式告知から取りました。減少率・増加率のパーセント計算と、クラスの左右への振り分けは当ブログが行ったものです。

一次(公式)

二次(コミュニティ・いずれもシーズン開始前の予想)

※ 上記2本の動画は、字幕の文字起こしを取得日時とSHA-256つきで保管しています(当ブログ内の blog-ops/research/hero-siege-s10/)。記事の記述はその文字起こしと突き合わせたものです。