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ディアブロ4 S15の感想:バールランがうますぎる|ウォーロックも一部のルーンワードも強すぎ

ミシックが欲しい?バールラン。ルーンが欲しい?バールラン。宝石も、光彩も、三大悪の破片も、全部バールランで出ます。いまディアブロ4のシーズン15を遊んでいますが、私の感覚では、今季はこのダンジョン1本で、ほかのファームの価値がほぼ無くなりました。

ディアブロ4 シーズン15の感想。ミシックも光彩も全部バールラン、と書いたタイトルカード
図:本記事で作成したタイトルカードです

🎯 対象:ディアブロ IV シーズン15「獄遺継承」(パッチ3.2.1、2026年9月16日〜)。感想は筆者のもの、補足は9月26日に確認した出典から取りました(ティアは各ページの更新日の版)。

⏱ この記事に書いてあること

  • 私にはバールランが快適:トーメントX(10)から鍵なしで回せて、ミシック・光彩・ルーン・宝石がまとめて狙えます(推奨はトーメントXII。ミシックや光彩は毎周ではありません)。
  • ルーンワードの実装は良い、ただ一部が強すぎる:私の感覚では古くからあるミシックが食われていて、maxrollのワールウィンド・バーバリアンの解説も、武器と胴がルーンワードです。
  • ウォーロックが突出するのは高階層:一般的な周回向けのティアではAどまりです(バールラン専用の評価ではありません)。

私のS15の感想:「強すぎ」が3つ

要点:私の感覚では、バールランはほかのファームを、一部のルーンワードは古いミシックを押し出しました。ウォーロックも強すぎます。

項目私の感想補足(出典から)
バールランうますぎて、ほかのファームの価値がほぼない。1周約4分で快適鍵なしで何度でも回せる。ボスからミシック・光彩・ルーンが出る
ルーンワード入ったのはとても良い。ただ一部の装備が強すぎて、それしか使われない。古くからあるミシックが食われたパッチノートに説明がないまま追加。maxrollのワールウィンド・バーバリアン(総合ティアS)の解説で、武器と胴に入っている
ウォーロックウォーロック強すぎ問題。まあ拡張で出たときは弱すぎて誰も使っていなかったし、仕方ないのかも攻略サイトmaxrollの総合ティアで、S13・S14はSにもAにも入っていなかった。今季は2ビルドがS

ここから1つずつ、出典で補足していきます。

バールラン:ミシックも光彩もルーンも、この1本で出る

要点:赤いキャップストーン3つは戦利品テーブルが同じで、いちばん短いのがバール。攻略サイトもバールを推しています。

ディアブロ4のキャップストーン・ダンジョン「ディアブロ II - ワールドストーン城塞(ヘル)」の表示。推奨レベル70(トーメントXII)
▲ 地図上の表示。推奨はトーメントXIIですが、地図に出るのはトーメントXからです(画像:筆者のスクリーンショット)

ファームは、今季追加されたワールドストーン城塞、通称バールランがうますぎます。ミシックが欲しいならバールラン、いっぱい出ます。ルーンも、宝石も、三大悪の破片も出る。光彩は3個落ちます。1石5鳥ぐらいの勢いで、しかも1周約4分の、とても快適環境でございます。

ダンジョン名に、そのまま「ディアブロ II」と入っています。シリーズ30周年のシーズンで、D2のボス周回が帰ってきたわけです。正体は今季の新コンテンツ「醒めやらぬ悪夢」のうち、いちばん大きいもので、難易度は固定されています。

うまい理由は、回し方にあります。海外の攻略サイトDiabloFilterによると、トーメントXに上がると、地図に赤いキャップストーンが3つ(メフィストの憎悪の檻、バールのワールドストーン城塞、ディアブロの迷宮)出ます。3つとも同じ戦利品テーブル・同じ高いミシック率で、鍵はいりません。ダンジョンを出てリセットすれば、何度でも回せます。落ちるものが同じなら、いちばん短いのを回したくなります。

いちばん短いのがバールです。日本の攻略ブログの計測では、バール4分、メフィスト5分、ディアブロ7分で、私の約4分とも合います。エニグマを持つワールウィンド・バーバリアンの人からは「フルで回して2分ほど」という海外の報告もあります。しかも道中の古代人(原文はAncients)が各色のロイヤル宝石を落とし、ボスはミシックや燦然たる光彩、ルーンを落とします。DiabloFilterは「いまゲーム内で最良のミシック稼ぎ」と書いています。

欲しいものバールランでの出方補足
ミシックボスが落とす(DiabloFilterは「高いミシック率」と書いている)日本の攻略ブログの20周の記録で、ミシック装備5個・ミシックチャーム1個・神秘の刻印1個
燦然たる光彩ボスが落とす。3個まとめて出ることがある同じ20周で計6個なので、毎周ではない。ミシックを作るのに使う素材
ルーンボスが落とすルーンワードの材料
宝石道中の古代人(Ancients)が各色のロイヤル宝石を落とすDiabloFilterは「ゲーム内で最良の宝石稼ぎ」とも書いている
三大悪の破片出る出方は報告によって大きく違う。宿す三大悪の力を切り替えるのに使う

三大悪の破片は、出るまでの周回数がばらつきます。公式は、力を切り替えたくなったら「最も大きな『醒めやらぬ悪夢』に戻り、身に宿す破片を変更しましょう」と書いています。ただ、出方は人によってかなり違います。日本の攻略ブログでは破壊の破片が出たのは30周目。海外の公式フォーラムには「少なくとも百周くらい、もっとかも。ひどい。箱のほうがずっと運が良かった」という投稿がある一方、3つを回している人の「平均4〜5周に1個」という投稿もあります。

ルーンワード:戻ってきたのはうれしい。ただ、古いミシックの居場所が減った

要点:D2と同じ組み合わせのルーンワードが、パッチノートに載らないまま入りました。強いものは武器や胴の枠に入っています。

昔からディアブロにあるルーンワードが入ったのは、とても良いと思いました。ただ、一部の装備が強すぎて、それしか使われない。古くからあるミシックがそれに食われて、誰も使わない。私の感覚では、そんな状態です。

ルーンの組み合わせはディアブロ2と同じです。作り方は、ノーマル品質(白)のベース装備と決まったルーンをホラドリムのキューブに入れて変換します。D4にも以前から、2種類のルーンを組み合わせる独自のルーンワードがありましたが、今回のは別物です。エニグマ(日本の攻略ブログでの表記は「不可解」)、グリーフ、インフィニティ(同「無限」)、インサイト(同「洞察」)と、D2でおなじみの名前が並びます。

おもしろいのは、これがパッチノートに載っていないことです。3.2.1のパッチノートにルーンワードの説明はなく、見つけたのはプレイヤーでした。海外では、配信者が白い胴鎧にルーン2つを合わせて「隠密」を作ってみせた場面が報じられています。

祖霊の隠密を3つキューブで転成すると、エニグマの力(回避がソーサラーのテレポートになる)が付いてしまう不具合まであって、9月17日のホットフィックス2で直されました。エニグマに要るBerやJahは、日本の攻略ブログでも「ドロップ率が低い割によく要求されます」と書かれているルーンです。BerもJahも使わずに、エニグマの力だけが手に入っていたわけです。

問題は強さです。maxrollのワールウィンド・バーバリアン(総合ティアS)の解説は、インサイトを「ばかげたほどのステータスが付いたユニーク」、エニグマを「テレポートで桁外れの機動力をくれる」と書いています。日本の攻略ブログでも、インサイトは★5で、添えられた一言は「シーズン15から祖父の霊圧消える…」。祖父とは、古くからあるミシック武器のグランドファーザーのことです。

ミシックそのものは、今季むしろ出やすくなっています。公式は3.2.1で、ねぐらのボスやベリアルからのミシック(公式の日本語では「神秘のユニーク」)のドロップ確率を上げ、メフィストの残響にはミシックの確定ドロップを付けました。ミシックは出やすくなったのに、着けるのはルーンワード。少なくともmaxrollのワールウィンド・バーバリアンの解説は、武器も胴もルーンワードです。

ウォーロック:Bどまりだった職業がSへ。突出するのは高階層

要点:高階層を押すティアでは、最上段3ビルドのうち2つがウォーロック。一般的な周回向けのティアではAどまりです。

ウォーロック強すぎ問題です。まあ、拡張「憎悪の帝王」で出てきたときは弱すぎて、誰も使っていなかった印象なので、仕方ないのかもしれません。ウォーロックは、2026年4月28日に出たこの拡張で追加された職業です。

落差は数字にも出ています。maxrollの総合ティアを並べると、こうです。

maxroll 総合ティアS13S14S15(今季)
ウォーロックでいちばん高いビルドB(アポカリプス、ルナティック)B(ミニオン、ルナティックなど4つ)S(眩い咆哮、アポカリプス)
〈眩い咆哮〉ウォーロックDCS

奈落(ピット)などの高階層を押し上げるためのティアでは、最上段のS+に3ビルドが並び、そのうち2つが〈眩い咆哮〉と〈アポカリプス〉のウォーロックです。残りの1つはソーサラーでした。

開幕時の3.2.1のパッチノートで、開発者メモは「ウォーロックは強化された新たな選択肢の多くで、高い性能を発揮しています」と書いています。ただ、同じパッチの調整は一律の弱体化ではありません。〈アポカリプス〉を伸ばす装備「世界の破壊者の手」のダメージボーナスは下げられた一方、〈眩い咆哮〉はアップグレード「硫黄の飢え」の上限が25%から50%に引き上げられました(装備「挽歌」の効果も作り直されています)。装備を削られた〈アポカリプス〉でさえ、Sです。上限を引き上げられた〈眩い咆哮〉と並んでいます。

開幕後の9月18日には、〈底なし淵の悪鬼〉のアップグレードが「想定より高くダメージが伸びる」として一時的に止められ、9月22日のホットフィックス4でも同じスキルのアップグレードの不具合が直されました。

ただ、突出しているのは高階層を押す場面です。低めの奈落やナイトメア・ダンジョン、ヘルタイドの周回を比べるmaxrollの周回向けティアでは、ウォーロックはAが最高で、Sにはバーバリアン、ローグ、ドルイド、ネクロマンサー、スピリットボーン、パラディンが並びます。低めの奈落などの周回では、ウォーロックは最上段にいません。ただし、これはバールラン専用の評価ではありません。

他の人の見方:「稼げすぎ」と「こっそりナーフ」

要点:海外の公式フォーラムには、装備が早くそろいすぎるのを問題視する声と、ドロップが絞られたという声があります。

みんなが喜んでいるわけではありません。9月17日に立ったスレッドには、「無限のバールランで、2時間でミシックだらけの全身装備。こんなに早く装備がそろうのが好きな人はいるのか。自分は好きじゃない」「鍵のいらないボス周回。意図したものとは思えない。30分でフルミシック」という投稿があります。

9月22日には「バールのドロップがナーフされた?」というスレッドが立ちました。「最初の20周ほどはミシックが2個ずつ出ていたのに、直近の20周は1個も出ない」という声に、「ナーフされたとは確信できない」「ボスのドロップには何通りかの束があって、光彩3個の束もある」という反論が付いていて、割れています。

効いていたのは、同じスレッドのこの皮肉です。「〈眩い咆哮〉が150を2分切りで回しているのに、運営はミシックと光彩を誰にも取らせないことに熱心なのか」(150は奈落などの階層)。ウォーロックの強さとバールの報酬、今季の話題2つが1行に収まっています。

結局、どう構えるか

私には、ミシック・光彩・ルーン・宝石をまとめて狙えるバールランが快適です。ただ、推奨トーメントXIIで戦える装備は前提です。ミシックや光彩は毎周出るわけではなく、三大悪の破片は出るまでの周回数がばらつきます。

バールのドロップが絞られたという報告には反論もあり、公式の告知とフォーラムを見た範囲では、変更の有無を確定できません。今後の報酬の調整も未確認です。

ルーンワードも、一部が強すぎるのは困りものですが、昔からディアブロにあるものが入ったこと自体は、とても良いと思っています。私の感覚では、ほかのファームの価値がほぼ無くなるほど、バールランがうまい。S15の感想を一言でいえば、それに尽きます。

出典

感想は筆者のものです。補足の事実は以下の出典で確認しました(2026年9月26日)。英文の日本語訳は筆者です。スキル名などの用語は、Blizzard公式の日本語ページの表記に合わせています。