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Task Bar of Ragnalis、Steamマーケット対応を発売当日に無期限延期|公式が挙げた理由と現時点の評価

🎯 対象:Task Bar of Ragnalis(最新はv1.0.3・2026年8月1日時点) リリース日の表記は、Steamストアページが「2026年7月30日」、公式アナウンスが「July 31, 2026」で、両方の表記があります。どちらが正しいかは当ブログでは確認できていません。Steamレビューの件数と好評率は変動します。本記事の数値は2026年8月1日の取得時点のものです。

タスクバーに常駐して勝手に戦ってくれる放置系オートバトルRPG「Task Bar of Ragnalis」(開発・パブリッシャー:Jagernaut Games/基本プレイ無料)が配信されました。 ただ、ロードマップの目玉として告知されていた機能は、配信のその日に開発元自身の手で無期限延期になりました

7月26日のロードマップで「v1.2(8月14日頃)」と告知されていたSteamコミュニティマーケット対応が、7月31日0時54分の公式告知で無期限延期になりました。 この記事では、公式告知が挙げた理由と、同じ「タスクバー常駐の放置系」で先に走っているTBH(タスクバーヒーロー)の状況、そしてゲーム本体が現時点でどう評価されているかを、公式の記載と保存した出典にもとづいて整理します。

がめおじビビ
管理人も実際に遊びました。システムはほとんどTBHと同じでした。

📌 この記事でわかること

  • 何が延期されたのか——v1.2予定だったSteamマーケット対応が、配信当日に無期限延期
  • 公式告知が挙げた理由(原文の要点をそのまま)
  • 先行するTBHはどうなっているか——6月1日にSteam側の要請で出品対象を大幅縮小、6月8日に新規出品を一時停止、6月末に再開、7月に上位グレードも解禁
  • ゲーム本体の評価——Steamレビューは「非常に不評」。何が挙がっているか
  • 開発元の対応——配信直後にv1.0.1〜v1.0.3を連続投入

発売当日に、目玉機能が無期限延期になった

※延期告知の冒頭は「Taskbar of Ragnalis is scheduled to be released today.(本日リリース予定)」で始まっています。本記事で「発売当日」としているのはこの記載にもとづきます。

7月26日に公開された配信後ロードマップでは、アップデート予定はこう案内されていました(Steam公式告知)。

v1.1(8月7日頃)調理バフ
v1.2(8月14日頃)Steamコミュニティマーケット対応
v1.3(8月21日頃)アルカナカード

ところが7月31日0時54分、開発元は「[Important Notice] Indefinite Delay of Steam Market Support(Steamマーケット対応の無期限延期)」という告知を出しました。日本語の要約文には「V1.2で対応予定だったSteamマーケットに関しまして、ひとまず無期延期とさせていただく決定を行いました」と書かれています。

📄 公式告知が挙げた理由(原文の要点)

  • ランダムに入手したアイテムをマーケットで売買できるようにすることには、重大な法的懸念がある
  • そのため、ランダムドロップで入手したものではないアイテムに限定する計画だった
  • しかしその制限をかけてもなお、景品表示法(Act against Unjustifiable Premiums and Misleading Representations)を含むすべての適用法令および消費者保護規制に準拠していると十分な確証を持てないと結論した
  • まず法律の専門家に、必要に応じて当局に相談する
  • その上で、国・地域を限定して提供する案なども検討する

※上記は開発元がそう述べたという事実です。当ブログは、この仕組みが法律に照らしてどうかという評価はしません。判断できる立場にありません。

先行するTBHは、一度大きく絞ってから広げ直している

この延期が話題になっているのは、同じ「タスクバー常駐の放置系」で先を走っているゲームがあるからです。2026年5月27日にリリースされた「TBH: タスクバーヒーロー」(開発:Nugem Studio, Tesseract Studio)です。

TBHは拾ったアイテムをSteamマーケット上でSteamウォレット残高を用いてトレードできるのが特徴で、AUTOMATONによると2026年6月1日の記事執筆時点で同時接続プレイヤー数はピーク時に14万人を突破していました(AUTOMATON 2026年6月1日)。同メディアは、リリース直後にチート使用者が現れ、永久BANの対応がとられたことも伝えています(AUTOMATON 2026年5月28日)。

そのTBHのマーケットも、一度止まっています。といっても6月8日の告知では、止まったのは新規出品だけで、公式告知には、既存の出品を取り下げて回収することも、他のユーザーが出品したものを買うこともできる、という趣旨の記載があります。そして公式告知は停止理由にボット等の活動を挙げており、法的な論点には言及していません

2026年6月1日Steam側の要請で出品できるアイテムが大幅に縮小(装備はレジェンダリー以上のみなど・AUTOMATON
2026年6月8日アップデートでSteamマーケットへの新規出品を一時停止。公式告知の理由は「Bots and similar activity(ボット等の活動)が過大なトラフィックを発生させている」(TBH公式告知
2026年6月25日マーケット再開(同上)
2026年7月22日上位グレード品の取引も解禁(同上)

つまり、どちらもゲーム内アイテムをSteamコミュニティマーケットに出品する構想を持っていたものの、TBHは停止と再開を経て取引できる範囲を広げてきた一方で、あとから来たRagnalisは実装前に無期限延期を選んだ、という状況です。

ただし、対象アイテムの範囲は公式告知上は異なります。TBHはドロップしたアイテムを取引できる形で運用しており、Ragnalisが計画していたのは「ランダムドロップで入手したものではないアイテム」に限定する形でした。Ragnalisのマーケットは実装されていないため、動いている仕組み同士を比べているわけではありません。

※両者は別の開発元による別のゲームで、公式告知が挙げている論点も異なります(TBHはボット等の活動、Ragnalisは法令への抵触の可能性)。ここで並べているのは、それぞれの公式告知に書かれた対応の違いだけです。どちらの判断が正しいかを当ブログが評価するものではありません。

基本情報:どんなゲームか

タイトルTask Bar of Ragnalis/Steamストアページ
開発・パブリッシャーJagernaut Games(開発元の所在地や開発体制は当ブログでは確認できていません
料金基本プレイ無料(有料DLCあり)
リリース日の表記Steamストアページ:2026年7月30日/公式アナウンス:July 31, 2026(両方の表記があります)
内容タスクバーに常駐する放置系オートバトルRPG。3人パーティを編成し、戦闘は自動で進む
装備まわり同じ装備を9個集めるとティアアップ。装備にはランダムでスキルが付く
クラス無料の本編はTemplar Knight / Priest / Witch / Gunner の4種。Pirate・Overlord はDLC
生成AIの開示ストアページに開示あり。3Dキャラクターモデル、ビジュアル・UIデザイン素材の作成補助に生成AIツールを使用し、生成物はすべて開発者が確認・調整・統合していると記載
Steamレビュー「非常に不評」/218件中12%が好評(2026年8月1日取得時点。件数・割合は変動します)

ゲーム本体の評価はどうなっているか

上のとおりSteamの総合レビューは「非常に不評」です。マーケット延期の話を抜きにしても、評価は厳しい状態からのスタートになっています。

ここから挙げるのは、取得時点の否定的レビューを抽出して読んだものです。好評側のレビューは別に見ています(後述)。否定的レビューで挙がっていたのは、主に次の点でした。

📝 ユーザーレビューで指摘されている点

  • UIが小さすぎる。設定がアイテム欄のタブの中にあって見つけにくい
  • ウィンドウの前後関係。「常に最前面に出るので裏で動かしておけない」という報告と、逆に「常に最前面に表示する設定がないのでタスクバーに隠れることがある」という報告の両方があります。何が違いを生んでいるのかは確認できていません
  • 序盤の経験値カーブがきつい。ある否定的レビューでは、敵1体で入る経験値は5点、レベル2→3には2580点が必要で、516体倒すことになると報告されています
  • 拾った装備が職業制限で装備できない。DLCキャラ用の装備が出てくる
  • TBHと比べる評が複数。「タスクバーヒーローの劣化コピー」「パクリ元」「タスクバーヒーローの方がかなりマシ」など

※これらはユーザーレビューの内容です。経験値の数値もユーザー報告であり、当ブログが計測したものではありません。

がめおじビビ
実際に遊んだ実感は、おおむねSteamレビューのとおりでした。

好評側のレビューは何を挙げているか

好評は218件中12%です。ここで挙げるのはそのうち日本語のもので、挙がっていたのは次のような点でした。

📝 好評レビューで挙がっていた点

  • CPUとメモリを食わない。常駐させるゲームとしては効いてくる部分です
  • 放置して遊べる/強化したい装備を指定できる。「他と比べるからあれなだけで、こういうものだと思って遊べばまあまあ」という受け止め
  • 修正が続いていること自体への評価。「いろいろ修正してくれてるから今後に期待しつつ」

ただし好評レビューの中身も一様ではありません。「まず画面小さすぎる」「UIが見づらい」と、否定側と同じ不満を並べたうえで好評にしているものが目立ちます。マーケットを見送るという判断自体を評価する声もありました——ただしその人は、特許がないからよい/マーケットは法に触れそうだからやめる、という線引きには納得できないとも書いています。

開発元の対応|配信直後にv1.0.1〜v1.0.3を連続投入

ここからはマーケットの話ではなく、ゲーム本体の不具合対応の記録です。マーケットの話はここまでです。開発元は配信直後から短い間隔で修正を出しています(Steam公式告知)。

7月31日 17:00
v1.0.1
文字サイズを大きくする一時的なオプションを追加/ステージ1-1〜1-3の難易度を引き下げ/Gunnerの命中率が正しく機能していなかったバグを修正/設定にリセットボタンを追加(キャラクターを変更できるが、最初からやり直しになる)
7月31日 19:46
v1.0.2 緊急パッチ
v1.0.1で入った不具合の修正。リセットボタンを使ったプレイヤーが、新しいキャラクターでEXPや報酬を得られなくなっていた
7月31日 23:56
v1.0.2
宝箱が開けない/EXPが入らない/マップ進行が詰まるを修正
8月1日 08:30
v1.0.3
銀の宝箱しか出ない問題に対し、キャッシュの自動クリア処理を追加

v1.0.2の告知では、開発元が不具合の原因も公表しています。エラーログを確認したところアンチチートの判定が厳しすぎ、タイムゾーンのわずかなズレなどで通常のプレイが不正行為として扱われていたとのことです。宝箱やEXPの不具合は、そこから起きていたと説明されています。

ロードマップのうち、無期限延期が告知されたのはv1.2のマーケット対応だけで、v1.1(調理バフ・8月7日頃)とv1.3(アルカナカード・8月21日頃)については日程を変更する告知を確認できていません

管理人はここでやめました

ここからは管理人の判断です。

システムはほとんどTBHと同じで、遊んだ感触も上のレビューと大きくは違いませんでした。そのうえで、マーケットがないなら、これ以上プレイする必要はないと判断しました。管理人はもうプレイしません。

そして、これは管理人の見立てですが、このゲームは流行らないと思います。あくまで一個人の見方で、事実として断定するものではありません。

⚠️ 確認できていないこと

  • マーケット対応が今後どうなるか。公式告知にある「まず法律の専門家、必要に応じて当局に相談する」「国・地域を限定して提供する案も検討する」より先のことは、公表されていません
  • 再開の時期や条件。告知は「無期限延期」とだけ書かれており、期限は示されていません
  • 開発元の所在地・開発体制。当ブログでは確認できていません
  • リリース日の正式な表記。ストアページ(7月30日)と公式アナウンス(July 31)で表記が分かれています

まとめ

Task Bar of Ragnalisは、ロードマップの目玉だったSteamマーケット対応を、配信当日に開発元自身が無期限延期しました。公式告知は、ランダム入手アイテムの売買に法的懸念があること、対象を絞ってもなお景品表示法を含む法令・消費者保護規制への準拠に十分な確証を持てなかったことを理由に挙げています。

先行するTBHは、6月1日にSteam側の要請で出品対象を大幅に縮小し、6月8日にはボット等の活動を理由として新規出品を一時停止。その後6月25日に再開し、7月22日には上位グレード品の取引も解禁しています。ゲーム内アイテムをマーケットに出すという構想をめぐって、2つの開発元がまったく違う方向へ動いた——それがこの一件のいちばんの中身です。

このゲームにとっての意味を事実だけで言えば、ロードマップに載っていた機能のうち、無期限延期が告知されたのはv1.2のマーケット対応だけで、v1.1とv1.3については日程を変更する告知を確認できていないということです。ゲーム本体のSteamレビューは「非常に不評」(218件中12%が好評・8月1日時点)です。

マーケット目当てで気になっていた人は、いまのRagnalisではなく、取引が動いているTBHのほうを見ておく形になりそうです。ただしTBH側も平坦ではなく、7月27日以降にサーバー不安定とアイテム消失への対応、障害の補償、アイテム復旧の告知が続いています(Steam公式告知)。

マーケットがない以上、これ以上プレイする必要はないと判断し、もうプレイしません。そして管理人の見立てとして、このゲームは流行らないと思います——これは事実ではなく、あくまで一個人の見方です。

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