EAのSteamセール告知、“AI生成と指摘された画像”が海外でツッコミの的に
🎯 対象:ゲーム業界ニュース(EAのSteamパブリッシャーセール・2026年6月) 本記事の情報は2026年7月18日時点のものです。海外コミュニティの反応はすべて当ブログによる要約・意訳です。
Electronic Arts(EA)が自社タイトルをまとめて割引するSteamのパブリッシャーセール。その告知ページに使われた1枚の画像が、 「人物の腕が消えている」などの破綻を指摘され、r/Steamのスレッドで17,000超の高評価を集める騒ぎになりました。
スレッドで飛び交ったのは怒りというより、皮肉と諦めまじりのツッコミの嵐。 そして同じ週、渦中の『Palworld』開発元が「ゲーマーが望まないから生成AIは使わない」と明言したスレッドが対照的に称賛を集めるという、できすぎた構図まで生まれています。 何が起きたのかを2026年7月18日時点で整理します。
📌 この記事でわかること
- 何が起きたか——EA自身のSteamセールページに、腕の消失など破綻のある“AI生成と指摘された画像”
- r/Steamスレッド(6月19日投稿・約17,400pt・約1,100コメント)の反応
- 対比で話題になったPalworld開発Pocketpairの「生成AIは使わない」発言
- AIと組んで運営している当ブログとしての受け止め(一般論として)
何が起きたか——EA公式セールページの“1枚の画像”
舞台はSteamで開催されたEAのパブリッシャーセール(セール期間の終了日は2026年6月25日)。その特設ページは少なくとも6月20日時点で掲出されており、スレッド添付のキャプチャによれば、ページには「presented by Electronic Arts」の表記がありました。つまり第三者のまとめページなどではなく、EA名義のセールページです。
問題になったのは、このページに使われていた人物入りの画像です。よく見ると人物の腕が途中で不自然に消えています。こうした破綻の出方から、スレッドではこの画像が「AI生成ではないか」と指摘されました。なお、EAが公式にこの画像の制作手法を説明したという情報は、当ブログでは確認できていません(2026年7月18日時点)。そのため本記事でも「AI生成の画像」とは断定せず、「AI生成と指摘された画像」として扱います。
この件は英語圏だけの話題にとどまらず、独ゲームメディアmein-mmo.de(英語版)も「ファンはAI画像を笑うばかり」という趣旨で報じています。
r/Steamスレッドの反応——皮肉と諦め、そして誤字ツッコミ
2026年6月19日にr/Steamへ投稿されたスレッドは、約17,400ポイントの高評価と1,100件超のコメントを集めました(2026年7月18日に当ブログで直接確認。pt数は変動します。以下はすべて個別コメントの要約・意訳で、スレッド内の反応としてお読みください)。
- 2,808pt:「EAは何年も前からずっとこうだ。今さら驚いている人がいるのか?」——諦めまじりの反応
- 805pt:「メッセージを発信することが大事なんだ……ひどいメッセージだったが」という皮肉
- 692pt:「小さなインディー企業なんだから、絵師を雇う余裕がないのは仕方ない。許してやろう」という皮肉(EAは世界最大級のパブリッシャーです)
- 388pt:スレッドタイトル自体の誤字(their→there)へのツッコミ
怒りの炎上というより、「またか」という空気の中で皮肉大喜利が始まっているのが、このスレッドの温度感でした。ひとつ注意しておくと、これはあくまでr/Steamという一つのスレッドの反応であり、世界中のゲーマー全体の世論をそのまま表すものではありません。ただ、17,000超という高評価の規模は、この話題への関心の高さを示すには十分だと思います。
対照的だったPalworld開発——「ゲーマーが望まないから、生成AIは使わない」
このスレッドの前日にあたる2026年6月18日、r/Palworldには、『Palworld』開発元Pocketpairの「ゲーマーが望まないから、生成AIは使わない」という趣旨の発言を伝えるスレッドが立ち、約9,400ポイントの高評価を集めていました(2026年7月18日に当ブログで確認)。
片や、AI生成と指摘された画像をチェックが甘いまま公式ページに載せてしまった(ように見える)世界最大級のパブリッシャー。片や、任天堂との特許係争の渦中にありながら「使わない」と明言して称賛されたインディー開発。ほぼ同じ週に、AIへの向き合い方の対比がこれ以上ないほど鮮明に出た格好です。
そのPalworldのその後(1.0リリースと特許手続きの現在地)は、別記事「Palworld、1.0で同接85万超。米国では任天堂特許に“非最終”の拒絶通知」にまとめています。
まとめ:これは「AIを使うな」ではなく「チェックを省くな」の話
今回の一件、スレッドの反応を読み込んでいくと、批判の芯は「AIを使った(と指摘された)こと」そのものより、破綻した画像がチェックを通り抜けて公式ページに掲出されたことに向いているように見えます。腕が消えている画像は、公開前に人の目が一度でも真剣に通っていれば気づけたはずのものです。
で、ぶっちゃけ、うちも他人事じゃないんですよね。当ブログはAIと組んで運営しているブログです。AIに調べさせた記事も、最後の人の確認をサボれば同じことになる。AIの出力をそのまま世に出せば、削れるのは信用です——今回の騒動は、AIを使う側全員にとっての実例だと受け止めています。
※本記事の出典:r/Steamスレッド(2026年6月19日投稿、2026年7月18日に当ブログで確認)、r/Palworldスレッド(2026年6月18日投稿、同日確認)、mein-mmo.de(英語版)。海外コメントはすべて要約・意訳です。